■写真の説明 = 西暦2007年夏、東北東側から2本有る滑走路の内長さ3000mのRunway27へ着陸進入中の日本航空所属ボーイング式747-400型ジャンボジェット機を、空港と貞山運河の間の砂利道から午後撮影。仙台空港の一日の全発着回数に占めるこのような大型機の発着回数の割合は少ないようです。機体の全長は、70.66m。装備している4基のエンジンは、ゼネラルエレクトリック (General Electric GE) 式CF6-80C2B1F 又は 80C2B5F型のようです。ウィングレットが装着された長い主翼が美しく優雅です。国内線用の747-400Dにはウィングレットが有りませんので、これは国際線用の機体です。主翼前縁の胴体側のクルーガー・フラップ及びエンジン間と翼端側のバリアブル・キャンバー・フラップは、他の多くの機種に装備されているスラットとは異なり前方に迫り出さず、握り拳を開くように展開します。後縁フラップは一箇所当り3枚のベーン及びフラップが3箇所の隙間を生じながら後方と下方へずれ、主翼の翼弦長とキャンバーを増やす、トリプル・スロッテッド・フラップです。胴体に車輪や下の地形が映し出されています。