■写真の説明 = 旅客機だった機体を貨物輸送機に改修した機体だと思われます。西暦2000年、南南東側から長さ4000mのRunway34(当時成田の滑走路は1本だけでした。)へ着陸進入中のユナイテッド・パーセル・サービスボーイング747-100(SF)を、人参畑内の道路から、午後撮影。機体の全長は、70.66m。装備しているエンジンは、プラットアンドホイットニー Pratt&Whitney P&W JT9D-3、-3A、-7A 等の中の一つのようです。私が小学生だったときに、よくジャンボジェットの絵を描きましたが、この機のように二階部分の窓を間隔をとって三つ描いたように記憶しています。2008年現在多くのUPS機は新しい塗装に変更されたのではないでしょうか。
◆追記(ボーイング747とインターネットについて) = ボーイング747は、(1)アメリカに於いて(2)軍事用輸送機として設計されましたが、(3)その後民間用として設計し直され、地球規模で活躍することになり(4)現在では我々の生活に溶け込んだ存在となりました。これらの経緯は、(1)アメリカで(2)軍事用通信手段として考え出され(3)その後民間用として改良され、地球規模に発展し(4)現在では我々が生活する上で必要不可欠となったコンピューター通信網であるインターネットと良く似ています。ボーイング747は、写真の初代-100型から-200、-300、-400型へと発展し、2011年3月20日、更に大型で低燃費低騒音の最新型の機種 ボーイング747-8インターコンチネンタル Boeing747-8 Intercontinental ( 『大陸間を相互に行き来する』 という意味でしょうか。) が初飛行に成功しました。
■撮影に使用した機材 = カメラ:Canon EOS-1V + PB-E2 , レンズ:Canon EF 70-200mm F2.8L USM , フィルム:FUJIFILM FUJICHROME Velvia , 一脚:SLIK ザ プロポッド + バル自由雲台 , 露出計:SEKONIC スタジオデラックスIII L-398A