■写真の説明 = 西暦2000年、南南東側から長さ4000mのRunway34(当時成田の滑走路は1本だけでした。)へ着陸進入中のフィリピン航空エアバスA330-300を、人参畑内の道路から、午後撮影。機体の全長は63.6m(ボーイング747-400の90/100。)。装備しているテイルコーンが細長く鋭い2基のショートカウルのエンジンは、ゼネラルエレクトリック General Electric GE CF6-80E1A2 でしょうか。A340-300とは異なり、胴体下部に脚は見られません。ボーイング777-200とほぼ同じ全長の機体ですが、細長い胴体と主翼や、後方の車輪の下がった長く見える主翼下の脚、正統的な形状のウィングレット等がこの機体を優雅に見せます。A330とA340の補助翼 (エルロン Aileron) は、フラップ Flap も兼ねた フラッペロン Flaperon になっているようです。また、これらの機種は内側と外側のフラップの間に補助翼が在りませんので、主翼後縁のほぼ全てがフラップになっていることになります。
■撮影に使用した機材 = カメラ:Canon EOS-1V + PB-E2 , レンズ:Canon EF 70-200mm F2.8L USM , フィルム:FUJIFILM FUJICHROME Velvia , 一脚:SLIK ザ プロポッド + バル自由雲台 , 露出計:SEKONIC スタジオデラックスIII L-398A