■写真の説明 = 西暦2000年、北北西側から長さ4000mのRunway16(当時成田の滑走路は1本だけでした。)へ着陸進入中のノースウェスト航空ボーイング747-200Bジャンボジェット機を、桜の山公園の奥に入った所から、午後に撮影。機体の全長は、70.66m。装備しているエンジンは、プラットアンドホイットニー Pratt&Whitney P&W JT9D-7A、-7F、-7J、-7Q、-7R4G2 等の中の一つのようです。画面左下に小さく写っているのは、少し前に離陸して行った別のノースウェスト機だと思われます。現在ノースウェスト機はより洗練された新しい塗装に変更されたようです。
◆追記(翼胴フェアリングについて)= 胴体の主翼との接合部分に在る大きな膨らみ状の翼胴フェアリングは、胴体の幅で主翼と胴体を区切っています。主翼を円筒形の胴体まで延ばさずフェアリングを設置することによって胴体の幅で区切っている理由は、主翼が正常に働くのがこの辺り迄であることと、円筒形の胴体と主翼上面にできるV字型の隙間で空気抵抗が増えるのを防ぐ為でしょうか。他に左右の主翼の桁を繋ぐ構造をより都合の良い位置に配置できるからかもしれません。フェアリングの形状ですが、主翼を胴体の幅で切断した面に外接する長方形を無理なく円筒形の胴体に繋げると、写真のような形になるようです。
■撮影に使用した機材 = カメラ:Canon EOS-1V + PB-E2 , レンズ:Canon EF 70-200mm F2.8L USM , フィルム:FUJIFILM FUJICHROME Velvia , 一脚:SLIK ザ プロポッド + バル自由雲台 , 露出計:SEKONIC スタジオデラックスIII L-398A