写真画像 デルタ航空(DeltaAirlines)DL DAL マクドネル・ダグラス→ボーイングMD-11(McDonnellDouglas M.D.→Boeing MD-11) N805DE マクドネルダグラス マクダネルダグラス
■写真の説明 = 西暦2000年、南南東側から長さ4000mのRunway34(当時成田の滑走路は1本だけでした。)へ着陸進入中のデルタ航空ボーイングMD-11を、空港と人参畑の間を走る道路の空港寄りの脇の空き地から、午後に撮影。機体の全長は61.21m(ボーイング747-400の87/100。)。装備しているエンジンは、プラットアンドホイットニー Pratt&Whitney P&W PW4460、PW4462 等の中の一つのようです。翼端のウィングレットは前方下部の小さな翼と上部の大きな翼とに分かれている独特の形状のものですが、上部翼は翼端渦を主翼の上方と後方に遠ざける通常の働きの他、前方下部翼の発生させた渦による気流を受け推力を生み出す役目も担っているのでしょうか。上部翼の断面は薄翼の腹の部分を膨らませた、孵化したての魚のような形の遷音速翼形 (スーパークリティカル翼形でしょうか。) になっているようです。フラップトラックフェアリングはDC-10同様、他のボーイング機やエアバス機と異なりフラップ後端から突き出ていません。この写真のフィルムをルーペで見ると、左側の操縦席かその後ろにいる人がこちらを見ているのが判ります。
■撮影に使用した機材 = カメラ:Canon EOS-1V + PB-E2 or Canon EOS 5 , レンズ:Canon EF200mm F1.8L USM + PL-C52 , フィルム:FUJIFILM FUJICHROME Velvia